本当に重傷なのは CRT だった

パソコンが使えない間、VAIO ノートを使ってて、それを EIZO の CRT ディスプレイ FlexScan T760 「ナナ子」(ナナオの製品なので)につないでみて、CRT が壊れていたことに気づいた。
それまでは、AGP3.0 0.7V のビデオカード ELSA GLADIAC 776 GT AGP 256MB を AGP3.0 1.5V の P4P800 にセットしたために、ビデオカードが壊れたのかと思ってた。完璧な勘違い。症状は XP ロゴの背景の黒が紫色に浮いてしまい、写真を見ると色合いが変だった。
エイゾーサポートにメールで問い合わせたところ、経年変化でブラウン管のホワイトバランスがずれてしまった可能性が高いとのこと。その場合、ブラウン管を交換するしかないが、古い機種なので部品がないので修理できないのだとか。
サポートに送って検査しなくては、本当のところは分からないが、修理できなくても検査料の 3150円
サポートに届いてから3日後にFAXが来た。
ブラウン管の経年変化による輝度上がりと、ホワイトバランスずれの為、修理できません。ご理解下さい。この症状、よく考えると、前のビデオカードの時からその傾向はあった。その時に気付いてれば直せたかもしれない。ショック!金曜日に CRT が送り返されてきた。
「ごめんよナナ子。
ずっとぐあいが悪いのに、がんばってたんだね。
早く気づいてあげられなくて、ごめんね・・・」
請求された代引き料金は 3150円ポッキリ。送料の1500円も代引き手数料も取られてなかった。同情してくれたのか。パソコンにつないで起動させると、
「紫色がグレーに変わってる!」
ブラウン管交換はできない物の、ホワイトバランスを可能な限り調整してくれたみたい。フォーカスもカチッと治ってるし、縦ラインに発生してたリンギングも無くなってた。さらに、適当な梱包材で送ったのに、ちゃんとした発泡スチロールで再梱包して送ってくれた。
最初は、修理できないと言われたショックで、印象の悪かったエイゾーサポートだけど、かなり良心的。なんかすごく印象が良くなった。
この入院と延命治療にかかったお金は、こちらからの送料の1870円(エイゾー引き取りサービスに頼めば1500円だったのに)と検査点検費用の3150円。合計5020円。マザボの費用もそうだけど、これでしばらくパソコンが使えるんだったら安いもの。
これで、次世代自作パソコンの調査にくわえて、LCD ディスプレイの調査もしなければいけなくなった。ポチもナナ子もがんばってくれているうちに、早くしないと・・・
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